USで漏れ聞く日本情報
会社には、時々日本の同僚から雑誌が送られてきます。
貴重な「手にとって見れる日本情報源」なので、来るとみんなでワイワイと見ます。
なんでも最近 STARBUCKS がえらい人気らしいですね。 雑誌によると行列が出来るほどだとか。
舶来好きのニホンジンやなぁと、ちと一人ごちる。
現地の友達にこのことを話すと案の定爆笑される。(だって、タダの安いコーヒー屋だもん)
さてその雑誌の中でどうも気になる名詞が。
バリスタ
この名詞、すでに当然の知識らしく雑誌のどこにも説明が記載されていません。
一度気になりだすと仕事も手につかないのがダメ人間の証。 先輩社員の命を受けてネットで検索。
調べてみたところ、それは
電気抵抗素子
過度の機械的衝撃を与えたり、ショートさせると、とてもいけないようです。
弩砲
ぶっとい弓で、軍用の象とかを攻略するのに、たいへん良いようです。
装甲車両
左右からミサイルを発射してビルを破壊する、なかなか危険な乗り物のようです。
らしいのですが、
それらはどうもちがうようだ
(英文翻訳ソフト風)
エディ、もうちょっとよく考えろ
(映画、「Eddy,You should have known better」の邦題 →関係ない)
やっとのことでみつけた小さな喫茶店のHP
そこに答えはありました。
どうもカフェでカプチーノやらカフェラテなんかをつくる、コーヒーのバーテンダーみたいな仕事のようです。
なんか養成口座みたいなのもあって、けっこうカリスマ内包の匂いです。 STARBUCKS系のBBSをみて回っても「あそこのバリスタはよくない」
とか、そうとうの関心。
しかし
私、自分でエスプレッソマシンを持ってて毎日ラテやらモカやら点れていますが…
STARBUCKS と同じ機械がその辺で普通に売ってるし、やることといえば粉を入れてボタンを押すだけなんですが…。
確かに昔は、上にきれいなアワの乗ったエスプレッソを点れるのには職人の技が必要だったようだけど…。
とはいえ、お店の雰囲気作りやデコレーティングの妙などで、エンターティナーとしてのスキルも問われるようで、日本やヨーロッパにおけるバリスタの価値は奥が深いようです。
実はこの出来事
今から半年以上も前のことなんです。
それを何で今書いているかというと、
当時なかなか目当ての情報に行きつかなかったバリスタ。
いまでは検索すると素子や弩砲なんかよりもずっと先に出てくるんですね。
それだけバリスタに関心が増して、またそれ自体浸透しつつあるということです。
たまたまPSOというゲームで出てくる「ヴァリスタ」という武器を検索しようとしてバリスタの隆盛を目にすることになって、感心してこんな文章を書いてみたわけです。
ゆっくりとエスプレッソで時間を過ごすそのカルチャーこそ日本の暮らしに浸透して欲しいですなぁ、なんてまとめてみたりして。
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