カナダまで行ってまいりました。
2年がかりの仕事を終え、ちょっと一人旅という按配です。
サンフランシスコからシアトルまで電車で行って、そこからバスでカナダ入り。ゆっくり景色を見ながらの読書旅行です。そこでのちょっとした旅行ネタなぞを。
しかしカナダは日本人が多く住んでおり、また日本からの旅行者も多いことから大変に日本人に便利な国でありました。
またネットが盛んで、インターネットカフェの多いこと。ネットとメール15分 2カナダドル なんていう公衆ネット端末まであってコインを入れればその場でメールチェック&ブラウジング、という感じです。(日本にもあるとは思いますが、まぁびっくりしました)
そこで私の良く行く小学館・秋田書店のやっているオンライン漫画のページを開いて、「浦安鉄筋家族」を見ていたところ、後ろにカナダのコドモが並んで見始めるではないですか。
コドモ達の先頭で端末をいじっているのは25歳の日本人。なんか、とっても恥ずかしかったです。
RockyMountaineer
RockyMountaineer とかいう旅行列車に乗りました。
カナディアンロッキーというこの辺の山岳地帯を楽しむ、やや豪華な列車ツアーです。客車1台に一人アテンダントが付いて色々解説してくれます。
川の水は岩石に含まれるミネラルが溶け出していて見事なクリアブルー。 3000m級の山々をバックにでっかい湖が広がるなど、すばらしい景色の中をゆっくり目のスピードで進んでいきます。
途中の解説では、「ここのレールを敷くのが大変で…」というのが結構多く、電車の苦労話が多いのにはちょっとだけ苦笑。=D
それにしてもこの旅、いやかなりいい感じだったんですが、客層がもうお年を召した方々ばかり。
「死ぬ前にきれいなものだけ見ておきたいの」みたいな人たちばかりでまだ20代の私には、ちょっとチョイスミスだったかも知れません(笑)。
電話予約しましたが、日本の旅行代理店での値段を一応チェックしたら一万円以上ぼったくってるじゃあありませんか。
電話かけるだけですよ? しかも、その電話代を除いての値段、ですから、おいおいなめんなよ。
コロンビア氷原
レンタカーでバンフからジャスパーまで4時間のドライブ。
こちらは日本と同様距離単位がKm表示なので米国よりも距離感がつかみ易いですが運転の際にはスピードメーターもKm表示なので、こちらはちょっとやりづらいです。MileよりKmの方が数字が大きくなるのでどうもスピードを押さえ気味になってしまいます。
雪上車で氷河を少し上り、いい感じの所で下ろしてもらって、しばらくしたら回収、というコースがあったのでそのチケットを購入。26カナダドルくらい。
しばらく走っていくと、地面がより真っ白な氷になって、ちょっと地面が透き通ってきて、なんだか嘘みたいな環境の中を雪上車は進んでいき、氷河のど真中で下車します。
さて、この氷河に生じる「クレバス」は何100mに及ぶこともある氷の裂け目ですが、実際に移動中何度も目にすることがあり、深い深い奥行きを見せていました。
また、季節は夏なわけで、所々氷が溶けていました。氷の上にちょっとした川ができて水が流れています。川底も青く透き通っていてなんともキレイです。
同じ車だった中国人のおばちゃんに写真を取ってもらいました。取ってもらった後で、そのおばちゃんと少しお話したのですが、
「アナタどこからお越しなの?中国?韓国?台湾?それともシンガポールかしら?」
どうも私は日本人にだけは見えないようです。(本当は個人旅行でツアーに参加してないから、とのこと)
<最後に、お約束のオミヤゲ探しです。
やっぱどこにでもあるのだなぁ。
近くには解説ボードがあってこの水ができるまでを説明してくださっています。
買って、ドライブ中に飲みましたが、このせいかどうか知りませんが私はお腹を壊してしまいました。
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