SFはCastroストリートのハロウィン祭り
Castroストリートは、ゲイやらレズやら、あと何かそんな感じな人たちが多く集い、暮らすと言われている通りです。
生活嗜好の高さのせいか、小洒落たお店や冗談の効いたお店が多い楽しげな通りなのですが、治安は悪い方で… つうか悪く、特に日本人男性のような、ゲイに好まれるいいカモ(童顔に見える)が夜中にほっつき歩いているととても危険なところです。(昼は大丈夫。観光スポットと言えなくもない)
まぁ、日本でいえば新宿2・3丁目みたいなところですからデンジャーポイントを心得ていればそう危険でもないのでしょうが、何と言ってもコトバの壁がありますからね…
そんなこんなで、ナカナカ夜には遊びに行きづらいこの通りなのですがハロウィンだけは違います。
たくさんの人が押しかけますし、また、それを警備するおまわりさんの数も相当なもので、おそらく1年で一番安全な日なのではないでしょうか。
色々な面白い人々
デジカメで写真をとったのですが、なにぶん夜だったのでロクなのが撮れませんでした……。 (撮れていても、とてもヤバくて見せられないようなのもありましたが・笑)
ではでは、Castroのハロウィン、オトナのハロウィン気分をちょっとおすそ分けです。
ブティックのショーウィンドウ。
血だらけのマネキンが置いてあるだけ。 でもってMarry Me(娶りやがれ!)とはご愛嬌。
ホンモノを味わいたい方は、是非10/31のサンフランシスコへおいでくださいまし。 時間は夜8時~11時で、その中ごろがピークです。
*** 小ネタ ***
去年…仕事が押してまして、夜の12時くらいに、車でCastroストリートのあたりをちょっと流してみました。
まだ少しは面白い人がいるかなぁと思いまして…
すると果たして
派手派手に着飾った、腐った孔雀みたいなおっさんが酔っ払った様子で路地からまろび出てきました。
そのおっさんは、そのまま手馴れた手つきでダンボールの家を路肩にこしらえると、
まもなく眠りにつきました……。
この、ハロウィンに見かけたひとりの家無き子を、私が忘れることは生涯無いでしょう。
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